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「カレン!!」
飛び起きてしまった、私
『大丈夫か、ミリア?』
羽音を響かせてベッドに来たのは、アフリカオオコノハズクのセブンス
私のファミリア
「セブンス、大丈夫」
自分も落ち着かせつつ、精一杯の笑顔で言った
(わかってたのに、わかってたのに)
最後の光景で、手を伸ばしてしまった
後悔のあらわれ
あれから彼女は、安らかに眠ったまま
ベッドから抜け出し、鏡の前に立つ
「!!!!
う……そだ」
『ミリア、それ!!』
私の目に映ったのは、鏡に映る左胸の青いバラの蕾
(あの日から消えていたのに、なんで今さら)
「このこと、皆に報告しないと」
私は急いで準備をして、家を出た
「セブンス、行くよ」
箒にまたがり、セブンスに合図
金色の髪をなびかせて、風にのる
仲間が待つ場所に、向かった
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