第2章  決意

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町の中心からは、離れている屋敷 青い屋根に、白い壁 小さいけど噴水があり 綺麗にされた庭には、色とりどりの花が咲く ここは、カレンの家 そして、私達の活動場所 門の前に、降り立つ 見計らったように、門が開いた 中から、ピンクの髪のメイドが走ってくる 「ミリア様、お待ちしていました! 皆様、お待ちですよ!」 「あっ、ごめんね 遅刻しちゃって」 「ミリア様が、遅刻するの珍しいですね 何かありましたか?」 このメイドさんは、ティア 私達と同じ境遇の新人さん 「久しぶりに、夢みてね…」 苦笑いしながら、答えてしまった 「もしかして、本のですか?」 「えっ? そうだけど、なんでわかったの?」 「まぁ!? ミリア様もですか? 皆様も、見たらしいですよ」 ティアと話しながら、皆がいるリビングに向かう 「皆、ごめんね 遅刻しちゃって」 扉を開ければ、そこにはいつものメンバー 「めずらしい、ミリアが遅刻って」 スケッチブックに、絵を書いていた 栗色ゆるふわロングの彼女は、イグサラ 通称、ライちゃん 最愛の妹を助けようと、南の村から来た 「ミリア、待ってたよ~」 手作りのお菓子をふるまってる 紫ミディアムの彼は、ワーズ 通称、わっくん 許嫁を助けるために、東の村から来た
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