33人が本棚に入れています
本棚に追加
/53ページ
○俗
こんにちは
面接をして頂きたいのですが…
店員「はーい、では今からどうですか?」
「今からですか?」
店員「○○駅まで来てもらえたらお迎えに上がりますよー」
………
どうしよう。実はまだ心の準備ができていなかった。
だけど…
お金がない!親からも借りたくない!借金なんてできない!
とりあえず面接だけして帰ったらいいや!
「わかりました。自宅からですと1時間ほどかかります」
店員「はーい、ではお待ちしてますねー」
軽い。
こんなもんか?と思いながらも向かう私…
駅まで歩いて電車に乗り40分
あっという間に着いた。
道中何を考えていたか覚えていない…
何も考えていなかったのかも。
「もしもし、面接させていた…」
店員「はーい、着きました?どんな服ですか?」
「ネイビーのワンピースに黒のパンプスです」
店員「ではー、黒のスーツで青のネクタイのスタッフが声かけますんでー」
現れたのは小柄で短髪の大人しそうな中年男性
着いていく事5分
想像していたキラキラ感はなく、モダンな佇まい。
扉を開けて頂いて狭い通路を渡り案内された
ソファとパソコンだけ置いてある殺風景な事務所
店員「はーい、合格ー!この業界は初めてかな?うちはここらでも値段設定が高いから客層もいいよー
今なら日給完全補償もあるし~………」
わーい合格!!私、風○合格ー!いえーい!!
やたらと口が上手い店長に流される流される…
まだ決められない!そう思っていたのに話はデビューの日の話に…
何をどうやるのかわからない私に軽い店長は口頭説明のみ!どうしてもわからないなら僕が教えて
あげるよ!
と。
娘の帰宅時間を考えてとりあえずラインを交換して帰宅
最初のコメントを投稿しよう!