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自分はどうしたらいいのか。
何をしたいのか。
自分でもよくわからなくなっていた。
気付いたら他人さまの懐に手を入れ、
財布を盗んでいるのだから始末が悪い。
罪の意識も、
罪悪感も、
全く感じなかった。
悪いのはオレじゃない。
社会だ。
これは社会に対する復讐なんだ。
このままいったら、
オレは見ず知らずの第3者を包丁でひと刺ししてしまうかもしれない。
無差別殺人事件や通り魔事件をどこか心の隅で崇拝している自分を自分でも少し恐いと思った。
オレにとって大事なのは今を生きることなんかじゃない。
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