第1話 少年が刑事と出会い更生するまでの、ヒューマンドラマ。

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第2話 原田少年が犯した罪、 懺悔の日々【最終章】。  亀頭組の若頭を昔、 面倒見たことがあった。 高橋は早速、 亀頭組の事務所に出向き、 開口一番、 若頭を呼びつけた。  「頭をだせ」  「どちらさんで」   玄関先には威勢のいい若い衆が2人。  前と後ろから取り囲み、 高橋刑事をドスの効いた声で威圧した。  しかし高橋も刑事の端くれだ。 そんなものに負けてはいない。 警察手帳を出し、 相手をにらみつけた。  「おまえらなんかに用はない。 頭を出せ言うとんじゃ」  「ごくろうさんです。 しばし、 お待ちになっておくれやす」  門番の若い衆が奥に引っ込んだ。
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