2章 シャインブルク王国編

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「あれ、おはよう。貴方たちも今から依頼探しに来たの?」 「あ、おはようございます」 レンたちが冒険者ギルドの前に着くと同時にギルドから前の依頼で一緒に馬車に乗ったアニが出てきて、レンたちを見つけると声をかけてきた。ハヅキがアニに気づき挨拶をした。 「昨日はおつかれ。いい依頼あったか?」 「そっちもお疲れ様。今日は全然だったわ。今日は1人だから簡単なのを見つけたかったんだけどね」 レンもアニに昨日のことを労いつつ、いいクエストがあったかを聞くとアニもレンたちを労い、今日は受けたい依頼がないことを言った。 「フリオはどうしたんだ?」 「あいつは今日は別行動よ。私も今日やることなくなったから買い物しに行こうかしら」 「あ、それなら今日は私たちに冒険者がよく使う店とか案内してくれませんか? 私たち今からギルドにそういう店がある場所を聞きに行こうとしていたんですよ」 「別にいいわよ。私も昨日使ったポーションとか買いに行きたかったし。着いてきて、案内するわ」 「うん。お願いします」 レンがフリオがいないことを聞くとアニは今日は別行動をしてることを教えてくれ、今日は買い物をすることを言うとハヅキがアニに案内をお願いしてみるとアニは笑顔で案内することを了承すると冒険者たちがよく行く店に向かってレンたちの先頭を歩いて行った。
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