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その彼女の影響か、祐輔は髪形を変え、
服装も変化していった。
「あいつが、うるさいからさ~」
祐輔は輝也の知っている祐輔から離れていった。
祐輔は高校卒業を前にして、その彼女とは別れたらしいが、祐輔の見た目は変わらなかった。
多分、自分を着飾る事の楽しさを覚えたのたのだろう。
輝也にも彼女はいた。
ただ、輝也は前の垢抜けない祐輔が好きだった。
だんだん祐輔の女の子に対するコミュニケーション不足も、クールととらえられ始めた。
輝也はモヤモヤ感を否定できなくなっていた。
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