社会人一年目 side輝

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どうすれば、愛海の心の中に入り込めるんだろう。 結婚してからも、愛海に触れようとすると愛海は一歩俺から距離をとった。 その姿を見るたびに、また拒否されたという感情が大きくて、辛くてたまらなかった。 もっと、俺を信用して欲しい。そう思っても、愛海はなかなか俺に心を許してくれていないような気がして…。 それがどこか寂しかった。 「何かない?俺にして欲しいこと」 寂しそうに笑う彼女に、そう聞いてみた。 「優しくして…?」 その表情があまりにも可愛くて、理性が崩壊しそうだった。
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