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彼女のもとへ。
貴方がどんなに私を殺していったか、分からないでしょう。
殺して欲しい。だから、満たされた。
殺された分満たされた。
「それって、愛情に見えて、愛情に見えないよ。愛は…どこ?」
きっとないのでしょうか。私の求める愛は。
私が甘えているだけ?
「俺が好きなのは、てめぇじゃないの!」
嘘よ。だって傷つけといて。
大好きな貴方が、いつまでも、そのままでいられますように。
ただそれだけ。でも、恋ってくるしい。
貴方が傷つけた10年間、いとおしい程に愛してくれた。
傷つけられて、恋に落ちるなんて、変よ。曲がってるわ。
いいえ、彼は、繊細で、ぶっきらぼうで意地悪で…。
私のすべて。
もう、貴方の目は、見えない。
さようなら。
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