再会

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地面を蹴りあげ、森の中へと飛び込む。 とりあえず、来た道を戻りたい、、、、でも方向がどっちなのかはわからない。 訓練された兵士ならわかったのだろう。 上空へ抜けて上から森全体を、、、いや、何もない上空では攻撃を受けた時に遮る物がない。格好の餌食だ。 風の魔法で体を浮かしたまま、たまに地面や木々を蹴りながら勢いをつける。 そうして闇雲に進んでいるとすぐに複数人、自分を追いかけてくる気配がする。 着実に距離は縮まっていてこのままでは追い付かれてしまう。 どうしようかな、、、 一旦、ツーを置いて戦う方がいいのかな。 あちらの国王は私を追いかけてきている人達は下っ端と言っていた。 でも捕まれば死ぬとも言っていた。 それは恐らくツーがいるからだろう。 私はツーを守りながら戦えるほど器用じゃない。
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