世界の恋の時間

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そいつとは幼馴染でいつも一緒だった。小さい頃は私の方が身長も高くて弱虫だったのに、今ではあいつは私よりうんと高くなってかっこよくなった。弱虫だったあの頃のあいつも好きだけど今も好き。でもあいつはバイトの先輩が好きらしい。なんで?私がいるじゃん。私が1番あいつを分かってるつもり。上手くいかなかったらいいと思いながら今日もあいつを見つめています。 僕には好きな人がいます。 僕は人見知りで友達もいない。いじめられてはいないけど、僕は空気扱いだ。いじめられるよりかはマシだけど空気はちょっと傷つく。そんな中、毎朝おはようと言ってくれる天使がいた。彼女はいつも僕に笑顔であいさつをしてくれる。でも彼女には一緒に登校をしている幼馴染の男の子がいる。人間観察をよくしているから、彼女が誰に好意を向けているかなんかはすぐわかる。悔しいが僕は彼に何一つ勝てていない。だから空気でいてはダメだ。明日、大きな声でみんなに挨拶をしよう。 私には好きな人がいる。 私は何もかも平均的でクラスのモブ的存在。友達もいるし別に今のポジションも気に入っている。私は教室に飾ってある花が枯れている所を見た事がない。誰が水を替えているんだろうと思ってある日朝早くに学校にいった。私のすぐあとにクラスでいつも1人でいる男の子がきた。その人はすぐに花瓶の水を替えて本を読みだした。私は心が綺麗な人だと思った。そしていつの間にか好きになっていた。でも緊張して挨拶すら出来ていない。距離縮めたい。でもなかなか行動におこせなくてもどかしいです… 俺には好きな人がいる。     
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