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エレベーターが五階について、自分の部屋へと向かう。
鍵を開けて、部屋に入るとすぐに彼女をベッドに寝かせた。
それから、何か冷やすものを探す。
冷蔵庫を見るものの、熱さまシートとか気の利いたものは何もなくて。
仕方なく俺は、タオルを水に濡らして絞り、彼女の額に乗せた。
彼女を見ると、とても苦しそうに息をしていた。
彼女の顔をよく見ると、綺麗な顔立ちをしていることに気が付いた。
可愛い子なんだな…。
見た感じ、年齢は俺と同じくらいに見える。
こんな夜中に、あんなところにいるなんてどんな訳があるのだろう…。
まぁ、いいか。考えても仕方ないことだし。
今日はもう遅いし、俺も寝よう。
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