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しかし、そんな生活が劇的に変化する日が来た。それは俺が高校に入学した時だ。
高校に入学して偶然席が隣だった奴が、かなり飛びぬけた奴だった。金髪の頭にだらしなく着崩した制服を着ていて、世間で言うヤンキーだった。
「俺、河野!お前名前は?」
俺が席に座ると隣の奴にすぐ声をかけられた。
「水島…」
そいつの見た目に若干驚きながら、俺は呟くように自分の名前を言った。
「これからよろしくな!水島!」
この河野との出会いが、俺の人生が変わる大きなきっかけとなったのだ。
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