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一世一代の決断を前に、私はここに我が生き様を記すがごとく、この物語を書こうと思う。
それは周囲の嘲笑に晒されるかもしれないし、もしかしたら後悔するかもしれない。
だがこの力が、この腹の底から燃ゆる我が魂の輝きが、どうしたって抑えられないのだ。
不安定で不確かな現実に立たされて、私が感じるたったひとつの「真実」。
ああ、僕は生きているのだ。
たとえ明日が暗闇に包まれても、我この大地に二本足で立ちて、ボロボロの体を引きずってでも、前進せんとす。
栄光あれ、我が未来よ。
救済あれ、我が過去よ。
輝きあれ、我が「今」よ。
意気揚々とした不安感を抱き、我が人生の印を、ここに残す。
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