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2.内容の読みやすさ
「情報提供の順番」
これ、私が苦手なやつです↑
8000字の妄コンは、特に冒頭で、設定と登場人物を手際よく示す必要があります。
会話で人間関係・年齢・職業などを提示してしまうのが好きですが、会話が先だと読者がまだ登場人物を把握していません。
たとえば、こんな冒頭。
「今日も残業お疲れ様、佐藤さん」
「山田くん、まだ残ってたんだ」
2行で、(多分、会社員で同期の二人が残業終わりに声かけあってるのかなー?)くらいまで持って行けますが、
主人公がどっちなのか迷わせてしまうこともあります。
移動したら移動したことがわかる、時間経過したなら時間経過したことがわかるなど、シーンごとに読者を混乱させないように情報提供を行う必要があるんですよね。
それを逆手にとってミステリーなどでは、一部情報を伏せ、「実は過去の回想でした」とか「実は猫がしゃべってました」なども出来ます。
まだ研究中の項目ですm(__)m
「登場人物の識別」は、読者が早く登場人物を覚えられるようにする工夫です。
キャラを立てるのが一番だと思います。
多くのクリエイターさんにとっては、すでに常識だと思いますので説明は割愛(*^_^*)
妄コンの場合、私はメインキャラ2名がMAXです。
オーバーすると字数もオーバー(^^;
「時制」
回想と現在を行き来するのはレベルが高いので、妄コンでは書かないようにしてます。
書くとしても、「過去を振り返り、また現在に戻る」程度ですね。
回想の中で回想すると、とっても大変。
「SFの湯」では、ラストを20年後にしました。現在→未来、は普通の流れですが、時間が流れ過ぎるのもパワープレイなんだな、と感じました(^^;
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