No.9 青大将

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「ククク…… そうはさせませんよ……」 突如場に響く、嘲りを多分に含んだ冷たい声。 それは老人に怨みを抱く存在の声なのか? それとも、老人の心が生み出したものなのか…… 「まあ、これを見なさい。 かつて貴方に滅ぼされた機兵師団の末裔が生み出した、攻撃型重機甲竜ドラグノフ…… ……罪滅ぼしごっこがしたいのなら、ドラグノフと戦い勝ってからになさい。 断るなら、少なくとも万単位の罪なき民が死にますよ。 ……貴方ははいとしか言えないのですよ。 ククク……」 老人の脳裏に浮かぶは、全身が鋼鉄で出来た有翼型重機甲竜。 老人の心は……
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