No.3 ほのすけ

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No.3 ほのすけ

「やめれーーーー!」 老人は、ドラゴンになる事を忘れてその場へ走って行った。 A「あ?なんだこのじーさん。こいつのジジイかよ?」 B「え?マジウケるんだけどw」 「何をしておるんじゃ!いい大人が子供をいじめて 何が楽しい?」 老人が怒鳴ると 少年が儚げに微笑んで言った。 「ありがとう。おじいさん。 オリャーーーーー!!」 その少年は、杖を取り出し、すぐさま魔法をぶっ放した。 「スーパームカ着火ファイアーX!おじいさん以外を皆殺しにしてしまえーー!!」 ピカーーーーン… 光線が杖から勢いよく飛び出る。 「なんで、小僧が最上級魔法を使えるんだ?うわぁーーーー!」 疑問が解決されぬまま、大人たちは消えた。 この世界は全て【等価交換】。人を殺せば、それ相応のものを失う。 少年は呟いた。 「僕の命と交換に。」 老人は何もできなかった。。もうどうしようもなかった。 …少年ハコノ世界カラ消エタ
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