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わたし達は星砂の浜にあるお土産屋さんで星の砂が入った小さな瓶と星の砂のキーホルダーを買った。
「お揃いだね」
「みどりちゃんが青のキーホルダーで真奈ちゃんはピンク、わたしは緑。ねえ、みどりちゃんが緑にした方がよくない?」
真理子は緑色のキーホルダーをじーっと眺めて言った。
「どうしてよ。わたし名前はみどりだけど緑色より海の青色のほうが好きなんだもん」
「ふ~ん、そうなんだ。みどりちゃんのくせに変だね~」
真理子はよく分からない屁理屈を言って緑色のキーホルダーを太陽にかざした。太陽の光に照らされた緑はキラキラ輝いていた。
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