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あの人と、知り合ったのは、7年前だ。
当時、勤めていた仕事の受付をしていた
私と、営業部で、トップだった崎山稔と、出会った。
エリートで、有望で、出生率が、高いと
評判だった。
一度デートに、誘われて、憧れていたから、
ドキドキしながら、有名なフレンチな
レストランで、食事をした。
話題も、豊富で、何も知らない私に、
いろいろ教えてくれた。
あの頃のあの人は、優しくて、
丁寧に、私を扱ってくれた。
そんな付き合いも、初めてだった。
付き合ってください。って告白された時は、舞い上がるような感じだった。
付き合って、半年が、過ぎた頃に
結婚してください。と、プロポーズをされて
幸せだった。
三年が、、過ぎた辺りから、少しずつ
あの人の本性が、出始めてきたのだ。
まだ、うまく家事を、こなせない私に、
最初は、軽く叩いてきた。
はっ!今のは、なんだろうと
思った先に、二発目の平手打ちが
私の左ほほに、痛み共に、感じた。
あの人は、いつになれば、うまくできるんだ?母さんは、こうではなかった。
君は、母さんみたいに、完璧に出来ないのか?って
また、殴ろうとして、止めた。
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