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最寄り駅と自宅の中間地点にあるコンビニで黒色ラベルのビール缶数本と、隣接するお弁当屋でカツ丼と複数の揚げ物をテイクアウト。
一定の周期はおいているから、店員に顔を覚えられてはいないと信じたい。
アイテムを入手したらあとはひたすら賃貸マンションの1LDK、小さな城を目指すのみ。
45℃のあっついお湯を贅沢に湯船に溜めて、肩まで浸かる。最初はビリビリ痺れるくらいの痛みがその後のお楽しみを助長させる。
逆上せるギリギリの状態でお風呂から上がれば、冷凍庫で冷やした黒色ラベルのビールを喉にごくりと流し込む。
苦味と冷たさが火照った私の体を労う。
クライマックスは主に心的疲労で消費した栄養を思うがままに摂取するのだ。
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