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レイプマン登場
秋も深まった11月の中旬、時間は深夜の1時を過ぎていた。
きゃあぁーーー!!、ここはどこなの?
閉鎖されたガソリンスタンドから、女の悲鳴が聞こえてきた。
ガソリンスタンドは閉鎖してからだいぶ年月が経っているらしく、老朽化でボロボロだった。
スタッフルームの部屋はクモの巣がはり、ガラスの所々は割れていた。
フフフ
気がついたようだね?
もう11月の中旬だ。割れたガラスの隙間から冷たい風が入ってくるから、寒さで女の意識が戻ったようだ。
ガソリンスタンドのスタッフルームの中は暗闇で、灯りは窓ガラスから僅かに差し込む月の光のみだった。
スタッフルームの床には畳二枚程の広さで新聞紙が厚く敷かれていて、女、田中理沙、25歳は、その上でピンク色のパンティーとピンク色のブラジャーのみの下着姿にされていた。
田中理沙は目がくりっと大きくて、髪型は首下まで伸ばしたストレートなヘアースタイル。素直な顔付きをしているが芯のある性格をしていた。
理沙の脱がされた上着、ブラウス、スカート、パンスト、黒いハンドバッグ、スマートフォン、充電器、などは、ホコリの被った従業員の机の上に無造作に置かれていた。
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