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南條はボンヤリと、龍一郎の自殺現場を眺めていた。
そして思い出していた。
遺書は上着のポケットに入っていた。
足元の地面には、大きめの脚立が倒れていた。
もちろん目撃情報もあった。
その辺の一般人が、ガタンと音がしたから駆け付けてみたら、若い男が首を吊っていた。
体内からは大量の睡眠薬。
そのゴミは近くのトイレのゴミ箱にあった。
脚立と一緒に、水の入ったペットボトル。
何となく、腑に落ちない。
と。
いきなり電話。
南條「もしもし?」
北本『南條、ちょっと来てほしいところが。』
待ち合わせ場所に南條はゾッとした。
まさかの日番谷学院中学校だった。
南條「何で!?」
あの連続殺人事件は終わったハズなのでは?
そう思った時、北本がやってきた。
北本「いきなり呼び立てて悪い。」
南條「何なんですか?いきなり。」
北本「それが、とんでもない殺人事件が発生した!」
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