3年後

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南條はボンヤリと、龍一郎の自殺現場を眺めていた。 そして思い出していた。 遺書は上着のポケットに入っていた。 足元の地面には、大きめの脚立が倒れていた。 もちろん目撃情報もあった。 その辺の一般人が、ガタンと音がしたから駆け付けてみたら、若い男が首を吊っていた。 体内からは大量の睡眠薬。 そのゴミは近くのトイレのゴミ箱にあった。 脚立と一緒に、水の入ったペットボトル。 何となく、腑に落ちない。 と。 いきなり電話。 南條「もしもし?」 北本『南條、ちょっと来てほしいところが。』 待ち合わせ場所に南條はゾッとした。 まさかの日番谷学院中学校だった。 南條「何で!?」 あの連続殺人事件は終わったハズなのでは? そう思った時、北本がやってきた。 北本「いきなり呼び立てて悪い。」 南條「何なんですか?いきなり。」 北本「それが、とんでもない殺人事件が発生した!」
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