Prologue

8/9
前へ
/14ページ
次へ
続いては瀬又だ。 北本「あのクソ担任の無責任さが1人の若く尊い命を消し去ったんだぞ。」 南條「今は確か、松本中学校に転勤したみたいですが。」 北本「何でクビにしなかったんだ?」 南條「不起訴になったからだと思いますが。」 ところが。 松本中学校の教員用駐車場にて瀬又耀太は死んでいた。 北本「(Д)     ° °」 南條「オワタ\(^o^)/」 北本「重要参考人が死ぬとか、何でこーなる。」 南條「犯人は転勤のことを知ってたんでしょう。」 北本「で、殺したのかよ。」 その時、いきなり電話が。 北本「もしもし?」 西宮『大変です!安楽島令佳さんが!』 令佳は撲殺されていた。 2人「………………。」 北本「てことは、もう重要参考人が…。」 南條「三嵩龍一郎だけですね。」 北本「探すぞ!」 南條「はい!」 ところが! 北本「おい、南條。」 南條「はい。」 北本「犯人はこいつでOKなのか?」 南條「遺書もありますから、間違いないでしょう。読み上げます。『今まで黙っていてごめんなさい。僕が彼らを殺した犯人です。橿原さんを慰めたかったのですが、その暇も甲斐もなく、亡くなったことは非常に残念でした。なので、イジメに関わった彼らをあの世で詫びさせるために殺しました。そして、僕も死にます。お父さん、お母さん、作次郎、美和、先立つ不幸を許して下さい。三嵩龍一郎』。」 龍一郎は、何故か羅武公園にある愛の鐘の塔で首を吊って死んでいた。 こうして連続殺人事件は、三嵩龍一郎が犯人ということで幕を下ろした。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加