猫と私

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我が家に猫が来た。名前はまだない。 種類はアメリカンショートヘアのオスだ。 ペットショップで買ったわけではない。友人から引き取ったのだ。 それは私が高校時代の友人宅へ行ったときの話。 「わぁ!子猫可愛いね!」 「でしょー?私はこの子が一番可愛いと思ってる」 「えー?他の子も可愛いよ!…あれ?この子、歩き方が変だね」 「そうなの。右前足に障害があってね。育てるの大変そうだから保健所に預けようかと思ってるんだよね」 「え!?じゃあさ、この子、私が引き取ってもいいかな?」 「まぁいいけど…大変じゃない?」 「にゃー」 「す、擦り寄ってくるっ!可愛い!大変でも責任もって育てる!この子ください!」 という経緯で右前足に障害を持つ猫を飼うことになったのだ。
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