災害ボランティア

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で、現地到着。日付けは7月後半。 目的地に相乗りの車で出かけます。 倒壊した家や、土砂が屋根まで到達しているところに素人が入るのは危険なので そんなところには派遣されません。 家の裏側に入り込んだ土砂を土嚢に詰めるのがミッション。 それーーって男女7人、リーダーを決めてお邪魔します。 そのお宅は幸いにも家の中までは土砂が入ってません。 が、そのお宅、無人だというじゃありませんか。 これじゃあ、「どうしてほしい」の指示を仰げません。 幸いに、ご近所に兄弟の方がおられたのでその方の指示を仰ぐこととなりました。 家の裏側に溝があり、そこに土砂が埋まり下のほうはヘドロ化しています。 すぐに台風が来そうだということで、そのままにしていると床上浸水の恐れ もあります。 「とにかく、この溝の中の土をのけよう」 ということで、せっせとシャベルを動かします。 愛七は用心ためにウォーターバックを背負っていました。 氷のおかげで、少しは涼しい。 でも、連続の作業は20分が限界でした。 「休憩しよう!」 リーダーの声にほっとしながら水分補給していると、地元の方から差し入れ! 被災地ではまずないと思います。
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