年末の大掃除ご一考

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年末の大掃除ご一考

平成・・・ 「平」和に「成」るという意味合いがあったそうですが、 平成最後の30年も災害が相次ぎ、漢字一文字も 「災」 と決められましたね。 被害にあわれた方に、心からお見舞い申し上げます。 ・・・・・・・・ 大掃除の話でした。 私は「年末の大掃除」は行ったことがありません。 飽きっぽい性格なので、年に3~4回思い立って部屋の模様替えをするから。 その時に断舎利します。 そういや、私のおばは完璧に年末の大掃除しないだろうな。 だって、1日2回、敷いてあるカーペットまではがし掃除機をかける潔癖さ。 京都に住んでいるんだけど、冬でも窓を開け放って 「1日2回掃除機をかけないと気がすまへんねん」 と言う。 週に1回は、家中の窓を磨いて1年中ぴかぴか。 シンクも、一滴の水も垂れていない。 真冬に遊びに行ったときにそんな状態で震え上がったので もうおばの家には行ってません(笑)。 私は隠さない収納なので押入れはほぼがらがら状態。 だから物が増やせない。 「自分を追い込んでいく」タイプです。 なので年に何回かの断舎利を決行しないといけないのです。 本は買わずに借りるタイプ。 新聞や雑誌はスーパーのリサイクルコーナーへGO! ここまで読むと、いかに私の部屋がピカピカかだと思われた方。 が、そうではないの。 色々なものがあちこちに散らばっているのが現状。 あそこには習字道具 こちらには仕事の資料 あっちには絵手紙道具 そして・・・ って感じで、潔癖なのに片付けられない女。 だから断舎利って感じですね。 いくつか断舎利して後悔した物もあるけれど 1番後悔しているのが、手紙。 母から送ってこられた私を案じてのお叱りの数々。 あるときなんだか腹が立って 「えーいッっっっっっっっ!!!!!!!!」 て捨ててしまった。 何年か後に、とても後悔しました。 もっと年齢を重ねて、母のほうが先に逝ってしまったとき 母を懐かしむ物がもうないんだもの。 ま、今でもメールで嫌味や心配事も伝えてくるけれど 10代、20代の私への忠告はもう読めない。 だからね、世の中断舎利流行っているけれど ほいほいってそれに乗ってしまって、後悔先に立たずにならないように 皆さまご注意を。 平成30年12月15日(土)
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