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そのたびに、よいしょっと抱えてロボコの基地に連れて行ってあげるのだ。
ほんとうに、亀のようだ。
で、設置してあげると
「ただいまー。明日もがんばるぞ」
と、めちゃポジティブな声でしゃべってる。
フローリングの台所と廊下、玄関までしか出来ないが結構便利である。
ちなみに私の娘は、ロボコ始動初日は
「ワンワン」
と反応していたが、その後は知らん顔している。
掃除機が自分の体の横を通過しても微動だにしない。
他の犬に吠えられても、じーっと見つめているだけだから動じない性格なのだろう。
いや、娘の話ではない。
ロボコだ。
私のロボコはプレゼントされたものなので、
他のロボコがどんな機能を持っているのかは知らない。
きっともっといい機能のロボコもあるのだろう。
けれど、私は我が家にやってきたロボコが大好きだ。
明日もきっと、「やっほー」と言いながら、床を這ってくれるのだろう。
便利な世の中になったもんだ。
介護ロボットが映画の話じゃなく本物になったら、
私の老後も淋しくないと思う、今日この頃。
技術者、がんばれー!!
平成30年8月5日(日)
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