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第01話 この世界で....
僕は死んだーーー。
何故死んだかも自分が本当に生きていたのかもわからない。
でも死んだようだ。
それでも目を開けてみた。
まだなにか希望があるのではと考えながらに......
白い世界が広がる。ただ真っ白な白い世界が..
そしてそこには、1人の女性が椅子に座ってこちらを見ている。
そして一言何かを言ったようだ。
口元が微かだが、動いたように見えた
まぶたが重くなってきてまた見えなくなった。
そしてどのくらいの時間が経ったのかわからない。
まぶたがまた軽くなった。
今度はちゃんと開いたが先程の光景とは全く違う場所であった。
どうやら硬い土の上に自分は寝ているようだ。
足や手に擦り傷があるが覚えはない。
ヒリヒリとした痛みに耐えながらも立ち上がる。
目線が低く思えた。
どうやら子供のようだ。
身体を調べると女の子であった。髪は長く黒髪のだった。
んんん....。
この子のことは何もわからなかった。
状況などからこの子が何らかの事故で死んでしまい何らかの方法で僕がこの子に入れ替わったのではないのかと思った。
そんなことを考え立ちすくんでいると遠くから声が近くのだが断片的にしか理解できない。
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