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アタシ
「ほんとだ…!」
カウスさんは再び仮面をつける
虹色鳥
カウス・コザー
「だろ…?だから、仮面をつけてるんだ
この方が鳥らしく見えるし…」
アタシは頷いた
大木
「ワッシャッシャ~!
カウスが人間の乙女に顔を見せたぞ!」
アタシは大木さんを見上げる
茂み
「ワシャワシャ~珍しい珍しい~
ワシャワシャ~」
ふ~ん、珍しいんだ…
虹色鳥
カウス・コザー
「きみ達うるさいぞ…!
確かにおれは人間に顔を見せたことはないし
ここまで、人間に近づいたことはないが…」
アタシはカウスさんに視線を移す
カサカサカサカサ…
「なんか賑やかだな…オイラも混ぜてほしい…」
!?
アタシはカウスさんに抱きついた
虹色鳥
カウス・コザー
「ど、どうした…?」
アタシはカウスさんを見上げる…
アタシ
「あ、あいつが来てる…今の声
絶対あいつなの…」
カウスさんは頷く
虹色鳥
カウス・コザー
「震えてる…おい、ビッグウッズ!
この子をかくまってやってくれ」
大木さんが頷いた
大木
ビッグウッズ
「ワッシャッシャ~はいよ、カウス殿
さあさ、人間の乙女よちょっと失礼」
アタシは大木さんに片手で
持ち上げられて頭の上に乗せられたっ
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