ソノイチ▽▲裏路地の恐怖△▼

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コーシカ 「ん…どうした?」 アタシはコーシカを見上げる アタシ 「あ、あのね…コーシカ 今日…アイツに遭ったの…」 コーシカは首を傾げた… コーシカ 「アイツ…?」 アタシは頷く アタシ 「触角が長くて、黒光りした おっきい黒い蟲…」 飼い猫のコーシカは 目を一瞬、丸くする… コーシカ 「それって…ご…」 アタシは頷いた アタシ 「名前を口にするだけでも 恐ろしい存在… その台所によく出てくるヤツを 裏路地で見ちゃって… 変な男の人からは助けて もらったけど、逃げてきちゃったの…」 コーシカはアタシを 抱き上げてきて その場でくるくると何度か回る コーシカ 「大丈夫!次、ソイツが出てきたら このおれが成敗してやるニャ…!」 頼もしい… アタシ 「ありがとう、コーシカ…」 コーシカはそのまま 頬擦りをしてきた コーシカ 「ご主人さまのためなら なんでもする! おれ、あんたが大好きだから…!」 ぎゅっとされて暖かい コーシカのもふもふな毛並みに アタシは癒されていた… アタシ 「コーシカ…アタシも キミのこと大好きだよ…♪」 抱き上げられたまま 頬擦りをされて アタシは微笑しながら片目を閉じたimage=509745245.jpg
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