はじまり

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小さい頃に私を嫁にする😔と、私の母に言った男の子がおりました。 母は、「あらぁ、そうなの?こんなやんちゃなジャジャ馬さんをもらってくれるのぉ。よかったねぇ」 そう言ってカメラを持って来て、そいじゃあ記念にって写真を撮った。 一帯何の記念なんだか…。 でも、その子とはいろいろあって…。 ある日、大きな石を投げられ、その石は私の顔の眉間に当たった。 私は、それから何年間かの記憶がなくなった。 一つ打ち処が悪かったら多分こうしていなかったでしょう。 母は怒り、それからその子と会うことも無くなった。 果たしてこの眉間に当たったのが原因かわからないけど、少しずつどこかのネジが緩んで来たのは間違いない。
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