エピソード1

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エピソード1

習い事からの帰り道、時は夜でした。 電車から降り、駅を後に家へと急いでいました。 私は、人ゴミが苦手…。 夜は、鳥目なのであまりというか…暗闇は苦手でした。 駅から家迄は、街灯もなく人通りも少ない。 不気味な公園の横の道を、駅を一緒に降りた人達の小さな集団に交じって、家へと急ぐ。 でも…おかしい😓 こんなところに坂なんてなかったはず。 下ばかり見ていた私は、看板を立てる土台を登り…。 気付いた時には、看板で顔面を打ち、そのままズリズリと道路に滑り落ちた。 周りの人はみんな見て見ない振り。 でも、笑ってる…。 しかも思っきし…。 あまりに恥ずかしくて、すぐに起き上がった(//△//) もちろん何事もなかったように…。 痛いオデコと膝をさすりながら、普通に歩く。 それでもみんなクスクス笑っている。 もう、小さな集団はいなくなっていて気が付けば誰もいなくなっていた。
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