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映像の違和感が、私の心に伝播する。
「とんでもないものを見てしまった」という焦りと共に込み上げてくるのは、欲情ではなく、罪悪感だった。
そして、映像が切り替わる。
次に映し出されたのは、プレハブのような粗末な個室で、先ほどの6人の中の、容姿の良い男女2人が連れてこられていた。
誰かの指示を待つ2人。
その先の展開が読めた私は、心の中で「やめてくれ・・・」と思った。
そんな思いも通じることなく、彼らはコトを始めた。
向かっていく彼と、受け入れる彼女。
それが10分間ほど、続いていた。
彼らの不安げな表情に、喜びの表情が浮かんできた。私は無性に悲しくなった。
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