第二章 ~帝都アルノルフ大魔術学校~

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…僕はそのまま、案内されて皆のところに連れてこられた。 筆記試験をすぐさま終わらせた結果、既に決まっていた入学も揺るぎないものとなったようだ。そして、そこで初めて受験番号を貰ったわけだけど、何なの1052番って。明らかに桁がちがうよね。 とまあ、そんなこんなで、晴れて正式な受験生になったわけだけど、僕ら受験生は、受験が終わる半月後までは寮の一部を借りることができたらしい。 一応募集は終わっていたそうだけど、偶然一人余裕が空いたということで、急遽僕が入れることになった。 わざとらしい話だけど、まあ気にしないことにしよう。
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