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「まあ、そこまでの話は終わりにしよう。
ここからが本題なんだが…唐突ですまないが、先行部隊への迎えの言葉、それをお前さんに頼みたいんだよ。」
「…へ?」
初耳だったので、つい気が抜けた。
なんだか僕の反応で慌てたようにして、焦るように続ける。
「いや、本当はリーダーの俺がするべきと主張したんだが…どうも高ランクが手伝いしているだけという主張が勝ってしまってな。
あくまでも、低ランクが高ランクの為に拠点を作るという大義名分を果たしたいらしいんだ。
ほんっと下らねぇ。今回の高ランクどもはタチが悪い。なんかすまねぇな。」
「…いえ、気にしないでください。でもなぜ僕を?」
僕のその質問に、アルヴァさんは何をいってるんだとでも言いそうな表情になった。
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