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「いや、お前さんなら高ランク相手に怯まないだろうなって理由なんだが。」
「あ、うん。」
単純明快だった。
「一応は、一番の功労者ってのもあるからな。ここまで誰も欠けずに来れたってだけでも結構立派な事なんだぜ?」
笑顔で言い切るアルヴァさん。
全員こういう人だったら良いのにと本当に思う。
「ま、内容はお前さんに任せる。好きにやってくれ。」
「分かりました。」
そう言って、木にもたれ掛かって腰辺りから取り出した銀紙の箱を取り出して噛り始めた。
保存食かな?休憩中を邪魔しては悪いので、僕はその場を離れることにした。
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