第四章 ~|天才《・・》は冒険で花開く~

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「あぁ、そう言えば自己紹介がまだだったね。 ボクの名前は、マルセル。セレスタン = グレゴワール = マルセルって言うんだ。 一応だけど、貴族だよ?よろしく。」 はい、貴族来たー。 異世界ド定番の貴族様登場である。 「あ、レナって言います!よろしくおねがいします!」 「あー…校長推薦の件は噂で聞いていたよ。噂通りの活躍ぶりだね。」 「あっ…、いえ…それほどでは…!」 あれはやり過ぎて恥ずかしい気分だったんだよね。 恥ずかしいからやめてほしい。うん。 「あとは…ギルドの件…あぁ、じゃあこの際だから君に前線で動いてほしい理由は伝えた方が良いかと思うから伝えておこう。 一言で言うと、君にはランクを早く上げてほしいんだよ。」 この瞬間、めっちゃ目立つことが決定した。
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