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先輩と一緒にカフェに行った日はドキドキしてなかなか寝付けなかった。
あの日、先輩は終始優しくて、日ごろ感じていた怖さは全くなかった。
帰り際、いつものように家の前まで送ってくれた先輩は、私の頭をくしゃっと撫でて「じゃあな」と帰っていった。
その姿が、一夜明けた今でも脳裏に焼き付いている。
今日も先輩と会うんだと思うと、少しドキドキする。
今日は迎えに来てくれるんだろうか。
朝、パジャマから制服に着替える途中、そんなことを思うと、顔が少し火照った気がした。
この気持ちを表す言葉が見つからない。
私はモヤモヤした気持ちのまま、制服に着替え終えて、部屋を出た。
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