Second week (2)

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ドキドキドキ…。心臓が破裂しそうなくらい音を上げる。 先輩は、ドキドキしないのかな…? そう思って先輩の方を見ると、薄っすら顔が赤かった。 「先輩、これ…」 繋がれた手を繋がれた手とは反対の手で指さす。 「何?嫌なわけ?」 先輩はぶっきらぼうにそういう。 「いや、そうじゃなくて…。ドキドキします…」 先輩と触れ合ってる手が熱い。 手から温度が伝わって、身体全体に回っていく。 熱くて熱くて、ドキドキして仕方ない。 「お前な…そういうこと普通言うか?」 「えっ…?」 「あー、ほんと無自覚…」 私はまた何か余計なことを言ってしまっただろうか。 でも、言ったことは本当のことで。 これ以上、手を繋いでいたら私の心臓は崩壊してしまう。
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