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すぐにチクリとした痛みを感じ、彼に甘い跡をつけられたのだと知る。
熱い息がかかる。
准君が満足したように小さく笑うのがわかった。
まだ、准君の唇は膨らみから動くことはない。
指先でしかけていた刺激を今度は唇と舌先でしかけてくるつもりだ。
予想通り、彼の唇は膨らみを弄び始める。
「あっ……」と私から甘いため息がたくさん溢れる度、彼の刺激は激しくなる。
「准君、そこばっかりダメ……」
膨らみの先端を舌先で刺激しつつ、もう片方の膨らみは指先で刺激するので、たまらなくなる。
太股を擦り合わせ、身体の芯に感じる熱を逃がそうとするがダメ。
「嫌?気持ちよくない?」
准君が意地悪な聞き方をする。
嫌なわけがない。
気持ちがよくないわけでもない。
何も返せない私を、次に彼は器用にソファに押し倒した。
そこばかりはダメと言った私の意見を聞いてくれたのはいいが、次にしかけられるであろう予想に身体が震える。
私の背中はソファの座面に付くのだが腰は上がったまま。
スカートを慣れた様子で脱がされるとすぐ、膝裏を彼の手に押さえられた。
私はソファの上で脚を開いたまま寝転んだ姿勢になる。かなり恥ずかしい。
私は「恥ずかしい」と太股に力を入れるがダメ。
准君はラグに膝をつき、私の隠したくてたまらない部分に顔を近づけた。
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