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第11章 ブラックタヌキが出没した日
はじめましては、とても優しそうで穏やかな人。
トップを支える頼もしい存在になると思ってた。
子羊達も気づきませんでしたよ。全く。
子羊は、信頼が命の生き物ですから、疑うなんて心は持ち合わせていません。
こんなにも腹の黒さを持っていたなんて。
仕事はゆる~く、あま~い感じで、融通が利いて、でもそれはイコール自分に甘いという事。
仕事が出来ないという事。
私達の居場所に出没しないで欲しかった。
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