2018年 5月

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5.31 Thu. 午前5時半。 おはようございます、まめたです。 5月も今日で最後となりました。 GWが遠い昔のことのようです… 今朝は昨夜からの雨が上がり、空気がひんやり心地よいです。 神奈川南東部、梅雨入りもそろそろかなと思われます。 あちこちで見かける紫陽花はほぼ満開! 青、赤、白…鮮やかに咲いています。 そういえば、紫陽花の色って変化するんですよね。 ちょっと調べてみました。 紫陽花の花の色は土の酸性度pHによって変わり、「酸性は青、アルカリ性は赤」と言われます。 科学的にいうと、紫陽花の花の色は“アントシアニン”という色素で作られていて、これが土中のアルミニウムと結びつくと青、結びつかないと赤になるそうです。 ちなみに日本は火山の影響や多雨のため、基本的な土壌は酸性。 なので露地植えの紫陽花は青系が多いです。 白い紫陽花はアントシアニンを持たないので白いままです。 一株で色の異なる花を咲かせている紫陽花も見られますよね? これは、伸びた根がアルミニウムを吸収しやすいかどうかの違いだそうです。 人工的に石灰をまくと土はアルカリ性になるので、青系の花を赤くすることができます。 花の色の変化は日が経つにしたがって起こり、初めは葉緑素のため黄緑色、やがてアントシアニンが働き赤や青系に、そして内部に蓄積された有機酸の影響で最後には赤みを帯びるようになります。 通勤途中で紫陽花を見かけるようでしたら、変化していく様子を楽しんでみてはいかがでしょう?image=510393177.jpg
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