センリー動乱

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すると、ニコッと笑ってリンダは 「スーパーイレブンです、彼にも名前を」 と言うので 「えっ?あとで、発進!」 と言うとコンピューターが 「何処へ?」 と聞き返してきた。 俺はふーっとため息をつくと 「センリー星へ!」 と言うと 「現在、異次元シールドが張られていて 転送は無理です。ワープ航法で近くまで 行きます」 と言ったら、リンダが 「あっ!コリン、アンチシールド装置転送 宇宙船に装備!コンピューター、発進待って!」 と言った。 ああ~、グダグダ 大丈夫かよ~、俺はついでだと 「コリン武器を積んで、出来るだけ派手な奴を手に持てるやつな。10かいや20、 100程!」 と言った、すると 「マリアさんの設計したマルチ銃を転送します十分待ってください」 と言った。しまった、段取りがぁ~ まあ良いや、俺は 「イチロー全員にコーヒー淹れて。 それとスーパーイレブンの名前を全員で 考えて。30分休憩!各自装備及び機内点検を目視でやってください!」 とイチローのあとを追って、奥にある キッチンへと向かった。 はぁ~、俺ってキャプテン向きじゃねぇ~ と、まあ、それから一時間。 スーパーイレブンの名前を考えたりして 結局ロイとアーノルドで別れて いっそロイ、アーノルドにしてはの結論に 達しようとした時、マリアが短いのが良いと 言ってロイに決まった。 宇宙船はアンチシールド装置を起動したりして点検をしてみたが、やはり転送は危険と センリー星系第7惑星傍に、我々はワープしていた。 ここからなら、この高速船なら直ぐだし アンチシールドを使えば転送も可能だった。 だが驚いたのは100隻を越える大艦隊が そこにいた事だった。 俺達の船は戦艦ではないシールドはあっても 大砲は装備していないのだ。 俺達は無視して行こうかどうか悩んでいたが 敵だとすれば倒しておきたいのもあった。 無装備の俺達に攻撃手段は 何一つ無かったのだが…… すると、無線が入ってきた、通常電波に よるものだった。 「こちら、ダイアン星系、第1艦隊指令 チャリーファルコン。貴船の所属を知りたい 返信願う」 ときた。コンピューターが 「どうします?答えますか?」 といってきた。 俺は、う~んと悩んだ、すると 「戦闘機が来ます、シールド展開」 と同時に、ヒュンヒュンと音は聞こえないが シールドに火花が散った。 ビームかレーザーを撃ってきやがったが シールドの敵では無い、船には何の支障も 無かった。すると 「こちら、第1艦隊攻撃隊、隊長ジェームス ライト。リニアガンを撃つぞ!返事しろ!」 と言ってきた。
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