第 2話 始まりの始まり

4/6
前へ
/425ページ
次へ
「 ツクさん 私の心配より車田おじさまの堪忍袋の心配をしなさい 」 「 あッ ヤバい 」  私は急いで帰り支度を整えてお店を後にする。帰り際、店内を見遣るとユキはせっせとカウンター周りの清掃を始めており、店長も商品の前陳を真面目な顔でやっていた。  この2人 なんか怪しい、私のソウルがそう囁いている。待ってろ、必ず尻尾は掴んでやる。
/425ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加