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「 ちょっ 何で私が責め苛まれる流れになってるんです そりゃ自堕落な人生なのは認めますよ しかぁし店長 あなただって返本の時テープで止めてある成人誌のテープ剥がして見たり袋とじを開けて見たりしてるの知ってますよ この前だってレジの前で小銭ばら撒いた綺麗なお姉さんの小銭拾うの手伝ってる時 前屈みになったお姉さんの開いた胸元をチラチラ盗み見してたの知ってるんですからね この変態クズ野郎 」
「 お 落ち着きたまえ月夜君 だって見えたんだから仕方ないじゃないか 」
「 うわぁっ 」
「 … つ つまりだ 」
やめて欲い
「 時間をどう使うかは君が 君の好きにすればいい 」
私にどうしろと言うの
「 推し縮めて使うのも 引き延ばして使うのも すべては君の自由にすればいいんだよ 」
勝手に私に刻み付けるのは …… やめろ
「 おつかれさまです あなたたち 少しは働きなさいよ 」
目の前に黒のセーラー服に黄色のエプロン姿の美少女が立っていた。
東の果てにたいそう美しい鳥追いの女がいると聞く その女の名は鳥殺しの月夜といふらしい
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