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そして「さて…」とバディが切り替えようとした時だった。
「ミニク大尉!ちょっといいッスか!?」
ロクセルが叫んでキラウェールを呼び止める。
「あら…中尉、ごめんね。呼ばれたから報告は任せるわ」
「あ、大尉!飲み物を!」
既に床を蹴っていたキラウェールにトフィアは言うが
「まだ飲み終わってないから大丈夫よ~それに、これぐらい自分で捨てるわよ」
言い残すとロクセルに「なあに~?なにか問題あった?」と言いながら向かって行った。
「さて…ガーデン曹長、君もブリッジに来るか?なにかヒントになるかもしれんし、ファルグ艦長にもまともに会ったことないだろう?」
「あ、はい!」
バディと同時に床を蹴ろうとする。その時、キャニーが気づく。
「あれ?曹長もそれ飲んだの?」
キャニーはトフィアが持っていた飲み物を指さす。
「あ、いえ、キレカ少尉の物です。飲まれてはいませんが…」
「はぁ…あいつは…ちょうど良いからくれない?私、喉乾いてるの」
キャニーは呆れた声で言ったあとに手を伸ばす。
「え…でも」
「良いから、命令、命令」
と軽いノリで命令と言われてトフィアは戸惑う。
「命令らしい。聞いておけ」
とバディが軽く笑いながら言った。トフィアはその命令を聞くことにし、容器をキャニーに渡した。
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