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気が付けば卒業式じゃないか。
「卒業式も終わったしカラオケとか」
「行くか。疲れてんだよ」
「そか………」
別に落ち込ませるつもり何てサラサラ無かったのだが、この高校生または俺の友達「崇愛可也」は少し残念そうな顔をした。俺はそれを見て、青春とは何と白々しくも輝いているのだろうと感じる
「じゃあ何処に行くのさ」
妙に笑み、それから軽い呆れ。そんな表情を浮かべた彼に俺は顔を見せず、こう返した
「崖」
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