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横に振れた神田の頭を男の手が強引に自分の方に向きなおさせる。
「自分の立場分かってんのか」
神田は男の顔を見据えたまま、唾棄した。
それは男の手元にかかり、再び神田の顔が殴打される。
ゴツと骨の音が響く打撃。
「顔はやめなさい。誰か判別できなくなったら意味がないだろう?」
相川の一声で打撃音が止む。
鼻血を垂らしたまま、切れて重くなった瞼で神田はまた、レックを見ていた。
その顔に枷が装着される。口を開いたまま固定するそれは神田の切れた口角をさらに裂く。
「がっ」
一気に喉を突かれて、神田の意思に背いた声がでる。
「自分のしたことの後始末位、ちゃんとしろよ」
頭を鷲掴みにされたまま、前後に揺さぶられるたび、神田の口から男の性器が出入りする。
ぶちぶちと髪の抜ける音がした。
細い顎が男の睾丸にぶつかる。
一物が容赦なく喉を穿つ。だが、神田の目は乾いたまま、男の顔を睨みつけていた。
「いつまでそんな目ができるだろうな」
イラマチオしながら、別の男が神田の下衣に手を掛ける。
引き締まった尻が衆人環視の元に曝された。
「ぴくりともしねぇ」
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