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アルバイトの依頼
愛香の馴れ馴れしさに訝しさを感じながらも、志水はアルバイトと聞いて心が動いた。
好きなだけ食って飲んだし、これ以上この合コンにいてもしかたない。このあとの二次会には最初から行くつもりはなかった。
……そういうわけで愛香の申し出を受けることにした。
「あ、オレ、鞄、席に置いたままだ。取りに行ったら小野に色々言われそうだな」
「それなら大丈夫。こっちに来るときに志水くんの鞄もこっそり持ってきたから」
愛香は志水の鞄を差し出した。
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