597人が本棚に入れています
本棚に追加
その気色の悪さに、身体中に鳥肌が立つ。その舌が徐々に下がり、胸元まで下りる。熱い舌先が俺の乳首を弄り始める。
「んっ、ふんっ……」
「フッ、感じるのか」
ボソリと零れるその声には、嘲りの色しかない。
なぜ、彼がこんなことをするのかわからずに、身体だけを弄られていく。
太い指先が乳首をこねくり回すけれど、俺には痛みしか感じられない。
俺の下半身は恐怖と気色の悪さに完全に縮こまっているのに、将のそれは固く、俺の下半身に擦り付けてくる。
まさか将が俺に欲情してるのか?!と思うと、気持ち悪くて仕方がなかった。
最初のコメントを投稿しよう!